トレードで利益を上げていこうと考えた場合に、株とFXのどちらが良いのか悩んだことははないでしょうか?
株とFXどちらにもメリット、デメリットはありますが、初心者にはFXのが方が良いと考えます。
なぜFXの方が良いのかというと、下記の3点が理由になります。
FXは世界中のトレーダーが取引していることがあり、その取引総額はとてつもない金額になります。
この為、ある価格でドルなどの買い注文や売り注文を入れても、約定しないということは、まずありません。
約定するのは当たり前では?と思うかもしれませんが、株の場合は取引量が少なく、思った金額で買えないことは多々あります。
株は、板情報(売りと買いの情報)を見ることで、買いたい人と売りたい人がどの程度いるのか知ることができます。
もし、板情報に売りたいという人の情報がなければ、当然、買うことができません。
つまり、板がスカスカの株であれば、売買自体が出来ない可能性がある、ということです。
この売買できない、というのは非常にリスクがあります。
自分が株を持っていても、買いたい人が一人もいなければ、その株は売ることができなくなってしまいます。
これに対して、流動性の高い通貨は売買できなくなる可能性がきわめて低いです。
つまり、FXはいつでも売買ができますが、株は板がなければ、いつまでも売買できないということになります。
この為、流動性が良いというのはFXの大きな利点となります。
この理由は明確です。
取引ロットが小さければ1トレード当たりのリスクを小さくできるからです。
1トレードで、100ドルを購入する場合と、100,00ドルを購入する場合では100倍のリスク差があります。
FXであれば、業者によっては最小ロット100ドルから取引可能です。
例えば100ドルの取引であれば、10%(100円/ドル⇒90円/ドル)変動したとしても、10円×100ドル=1,000円の損失で抑えられます。
これに対して、日本株であれば100株単位の取引が基本であり、1,000円/株であれば、最小で100,000円の取引となります。
これが10%(1,000円/株⇒900円/株)変動したとすると、100円×100株=10,000円の損失となります。
上記の例では、同じ変動率でもFXと株で10倍のリスク差が発生することになります。
従って、小さなロットで取引が出来ることは、リスクを下げるのに有効となります。
※実際は、為替で10%もの変動が発生するのは稀ですので、この点もリスク低減になります。
この理由は、仕事が終わった後でも取引が出来るから、です。
フリーランスの方でなければ、会社勤めの方が大半だと思います。
この場合、日中に取引することは難しいでしょう。
休み時間にスマホで取引する、ということは可能かもしれませんが、このやり方で利益を上げ続けるのは難易度が高いと思います。
従って、仕事が終わってからの取引することになりますが、株の場合は15時で場が閉じてしまい取引することができません。
これに対してFXであれば、24時間取引出来る為、就業後のに落ち着いてトレードすることができます。