投機と投資の違いはご存知でしょうか?
投機を分かりやすい言葉にすると、博打になります。
つまり、当たるか外れるか分からない賭けのことです。
宝くじの購入などがこれに当たります。
これに対して投資は、長期的には利益になることが分かっているものになります。
例えば、自己投資という言葉があります。
お金を出して勉強(投資)し、良い仕事につく(利益を得る)ことなどがこれに当たります。
良くFXをされている方が、FX投資という言葉を使用されていますが、やや違和感を覚えます。
FXは投機側の運用だと感じるからです。
但し、十分に訓練をし、長期的には利益を上げられるようになれば、FXも投資と言って良いかと思います。
つまるところ、投機なのか投資なのかは個人のスキルや考え方により、どちらにでもなり得ます。
私は、ある程度の期間をFXに関わってきていますが、それでもFXは投機側の運用と感じます。
FXで運用をする方の多くは、資金が少ない方だと思います。
私も、あまり資金は無い方です。
この為、資金を増やしていくには、レバレッジをかけて頻繁に取引をすることになります。
頻繁に取引をすれば、手数料が多くかかりますし、トレードのミスも増えていきます。
このハードルを越えて利益を出し続けていくには、スキル、メンタル、さらには運の要素も関係してきます。
FXを投資と言うには、それなりのレベルにならなければならず、難易度は高いと感じます。
もし、あなたが十分な資金をお持ちであれば、FXでは無く、S&P500のインデックス投資などをされた方が良いと思います。
S&P500は過去から現在に至るまで、ほぼ右肩上がりで価格を上げてきています。
単年度では価格が下落する年もありますが、長期の目線で見れば、価格を上げ続けています。
S&P500はGDPの成長に連動しますので、これからも成長が見込める米国への投資は、かなり固いと思います。
あなたの資産形成の一助になれば幸いです。